首の痛み・寝違い
寝違い
寝違いは、首や肩に痛みが出ていて首を動かせなくなる症状のことを言います。
不良姿勢で寝た時や、寝ていて首・肩を冷してしまった時、首肩に疲労が蓄積されている時などに発生します。
朝、起きた直後から激痛を感じる場合もあれば、徐々に強い痛みを感じていく場合もあります。
いずれの場合でも、顔を左右に向けることや、前後に動かすことができなくなり、日常生活動作に大きな支障をきたします。
寝違えの痛みの原因は、一番に“肩甲挙筋(けんこうきょきん)”という筋肉を痛めることと、二番目に頚椎の運動機能不全が起きるためです。
多くの方は、一日で自然と良くなりますが、痛みがひどい場合や次の日まで痛みが続く場合は、治療をオススメいたします。ひどい肩こりが合併している場合もございますので、根本から治していきます。
冬場は特に注意!寝違え防止にマフラーは必須です。
これらの症状が重なり、つらい寝違いを起こします。
冬場は、寝違いの原因になる“肩甲挙筋”に負担をかけやすいため特に注意が必要です。
寒いと自然と肩をすぼめてしまいますが、この“すぼめる”という動作がいけません。
肩をすぼめる動作は、肩甲挙筋を一番使うからです。
長時間寒くて肩をすぼめていると、肩甲挙筋を緊張さけ続けることになり、寝違えのきっかけを作ることになります。
冬場は、首にマフラーなどを巻いて寒い思いをしないように心がけましょう。
それでも寝違いになってしまった時の対処法
守ることは2つです。
その1:とにかく冷すこと
上記と逆のことを言って矛盾しているようですが、いざ寝違いになってしまうと筋肉に炎症が出できて、それがまた痛みの原因となってしまうので、痛くなってしまったのなら冷湿布やアイスノン等で冷してください。
その2:枕は使わずに仰向けで寝る
枕の無い状態が首にとって一番負担がかかりません。
それでは寝られないという方は、バスタオルを折りたたんで低い枕を作って、それを使って寝るようにします。
たいていの軽い寝違いならこれで症状が落ち着きます。
ストレートネックへのアプローチ
ストレートネックというのは、聞きなれない言葉ですが、交通事故のむち打ちがきっかけで出てくる首周囲の症状です。
首の骨(頸椎:けいつい)は7個あります。
7個の骨が積み木みたいに重なっているのですが、カーブをしながら積み重なっています。
なぜ、カーブしているかというと、カーブという構造の方が、バネみたいな働きで、衝撃を吸収できるからです。
真っ直ぐに積み重なっていると、何かの衝撃の際には、負担が多くかかってしまいます。
その点、カーブをしていると、うまく衝撃を吸収できるのです。
ストレートネックというのは、頸椎のカーブがなくて、真っ直ぐに積み重なった状態のことをいいます。
ストレートネックだと、首だけではなく、肩こり、めまい、頭痛の原因にもなる骨格の異常なのです。
これは、電気やマッサージでは改善しません。
当院でも、アプローチに苦慮していた症状ですが、最近は、いい治療器があります。
プロテックⅢという機械です。
むち打ちで発生したストレートネックには、とても効果的な治療器です。
当院でもすでに導入済みで、技術向上のため定期的に院内講習を行っています。
頭痛の治療も行っています。
当院では、頭痛の中でも「肩こり」や「首こり」と連動している、後頭部の頭痛治療を得意としています。
頭痛の治療ポイントがあり、そこを中心に施術します。
だいたい翌日には変化を実感できます。
3日もあれば、スッキリします。
他の原因があれば、その旨をアドバイスいたします。
治療事例
首の痛み・寝違え施術の口コミ・評判・お客様の声
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